機能で選ぶロボット掃除機
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日々の床掃除を自動化したいときや、長年使ったロボット掃除機の買い替えを考えるとき、どの機能が必要かで迷うことがあります。現在のロボット掃除機は、吸い込み掃除だけでなく、自動ゴミ収集や水拭き、モップの自動洗浄など機能の幅が広がっています。このページでは、各メーカーの公式仕様をもとに機能ごとの違いを整理し、ご自宅の環境に合った選び方をまとめました。
- ゴミ捨ての頻度を減らすなら 本体のゴミを充電台へ吸い上げる 自動ゴミ収集ステーション を備えた構成を確認します。
- 床拭きまで自動化するなら 水拭きパッドや回転モップ、ローラーモップがあり、手洗いを省くなら 自動洗浄と乾燥 のある機種を見ます。
- カーペットを敷いているなら 濡れたモップを自動で持ち上げる リフトアップ機能 の有無や持ち上がる高さを確認します。
- 家具の下を通すなら 部屋のすき間に入り込めるよう本体の 高さ寸法 が収まっているかを確かめます。
ロボット掃除機の主な機能と仕組みの違い
ロボット掃除機は、このページに掲載したメーカー11社・37機種の中で機能構成が分かれています。
自動ゴミ収集は、清掃後に本体ダスト容器のゴミを充電ステーション内の紙パックやダストボックスへ吸い上げる機能です。アイロボットの「Roomba Mini 掃除機&床拭きロボット + AutoEmpty 充電ステーション(製品番号 F155260)」では最大90日分、「Roomba 105 Combo ロボット + AutoEmpty 充電ステーション(製品番号 Y351260)」では最大75日分、「Roomba Max Monster 875(製品番号 Z183060)」ではカーボン紙パックへ最大3か月分のゴミを排出できます。エコバックスの「DEEBOT N30 PLUS」にはMulti-Cyclone自動ゴミ収集ステーションが搭載され、「DEEBOT T90 MAX OMNI」には2.5Lの自動ゴミ収集機能が備わっています。
水拭き機能には、パッドを固定して拭く方式と、回転モップやローラーモップで拭く方式があります。「Roomba Mini」はパッドを取り付けて拭く構造で、専用シートのほか市販のお掃除シートも装着できます。「DEEBOT N30 PLUS」も水拭きに対応しています。一方、「Roomba Plus 515 Combo ロボット + AutoWash 充電ステーション(製品番号 N285060)」は毎分180回転するモップを備え、「DEEBOT mini 2」は2つの高圧回転プレートを備え、「Roomba Max Monster 875」や「DEEBOT X12S PRO OMNI」「DEEBOT T90 MAX OMNI」はローラーモップを回転させて床を拭きます。自動洗浄機能がない機種 では、清掃後に手動でシートを交換したりパッドを洗ったりします。
モップを自動で洗うステーションは、水拭き後のモップを洗浄し、温風などで乾燥させる仕組みです。「Roomba Plus 515 Combo」は75℃の温水洗浄と45℃の温風乾燥、「Roomba Max Monster 875」は80℃の温水洗浄と55℃の温風乾燥を行います。「DEEBOT mini 2」はモップ自動洗浄と63℃の熱風乾燥、「DEEBOT T90 MAX OMNI」はモップ自動洗浄と45℃の温風乾燥を備えています。
モップを上げる機能は、カーペットやラグを検知した際にモップを持ち上げて布地との接触を防ぐ機構です。「DEEBOT mini 2」は6mm、「Roomba Plus 515 Combo」は約10mm、「DEEBOT X12S PRO OMNI」および「DEEBOT T90 MAX OMNI」は 15mm リフトアップします。「Roomba Max Monster 875」はカーペットを検知すると自動的にモップを持ち上げてカバーで保護し、「DEEBOT X12S PRO OMNI」はカバーが自動で閉じてローラーとカーペットを隔離する構造を持っています。
本体の高さは、家具の下などの隙間に入り込めるかを決める数値です。「Roomba Plus 515 Combo」が84mm、「Roomba Mini」が92mm、「DEEBOT T90 MAX OMNI」が95mm、「DEEBOT X12S PRO OMNI」が98mm、「DEEBOT mini 2」および「Roomba Max Monster 875」が99.8mm、「Roomba 105 Combo」および「DEEBOT N30 PLUS」が104mmとなっています。
障害物の回避やマッピング方式も機種によって異なります。「Roomba Mini」「Roomba 105 Combo」「Roomba Plus 515 Combo」はClearView LiDARを採用し、障害物を避けながら清掃します。「Roomba Max Monster 875」はClearView Pro Dual-Line LiDARと、300種類以上の一般的な障害物を認識するPrecisionVision AIを搭載しています。エコバックス側では、「DEEBOT N30 PLUS」がLDS赤外線センサーを用いたTrueMapping、「DEEBOT mini 2」がTrueMapping 2.0とTrueDetect 3D、「DEEBOT T90 MAX OMNI」がdToF LiDARと構造化光によるTrueDetect 3D、「DEEBOT X12S PRO OMNI」がRGBDと補助光によるAIVI 3D 4.0を搭載しています。
水拭き機能付きの機種でも、市販のお掃除シートが使える機種と、専用のモップパッドを使用する機種があります。
ロボット掃除機の主な機能と特徴
| 機能 | 何をするか | その機能がある種類 |
|---|---|---|
| 自動ゴミ収集 | 本体のダスト容器からステーションへゴミを自動排出する | 吸引モデル、水拭きモデル、モップ自動洗浄モデル |
| 水拭き(パッド) | パッドやお掃除シートを取り付けて床の拭き掃除を行う | 水拭きもできるモデル |
| 回転モップ・ローラーモップ | モップやローラーを回転させて拭き上げる(Roomba Plus 515 Comboは毎分180回転) | モップを自動で洗うモデル |
| モップ自動洗浄・乾燥 | 温水などでモップを洗浄し、温風や熱風で乾燥させる | 水拭きモデルの一部、モップを自動で洗うモデル |
| モップリフト | 敷物を検知してモップを持ち上げ、接触を避ける | 水拭きモデルやモップを自動で洗うモデルの一部 |
| 障害物認識・回避 | LiDARや3Dセンサー、AI認識で床の障害物を避けて進む | 各種モデル(センサー構成は機種による) |
モップを自分で洗うか、ステーションに洗ってもらうかで普段の手間が大きく変わるんだよね。部屋にカーペットを敷いているかも一緒に見ておこう。
機種を比べる
各機種の機能や寸法を、一覧から絞り込んで確認できます。
モップを自動で洗う(回転・ローラーモップ)
水拭きもできる
吸引だけ
この条件に合う機種はありません。条件を減らしてください。
選ぶときに見るところ
ロボット掃除機を選ぶ際は、ご自宅の床環境や家具の配置、メンテナンスにかけられる手間に合わせて機能を確認します。
- 床の素材と敷物の有無 フローリングだけでなくラグやカーペットを敷いている場合は、水拭き時に敷物を濡らさないよう モップリフトの高さ を確認します。持ち上がる寸法は機種により違いがあり、カバーでモップを覆う構造を持つ機種もあります。水拭きしてよい床かは床材の取扱説明書で確かめます。
- 家具下のすき間の高さ ベッドやソファの下を掃除させたい場合は、家具下の隙間の高さをあらかじめ測り、通過できる本体の 厚みの上限 を確認します。
- お手入れにかける手間 日常的なゴミ捨ての回数を減らしたい場合は、自動ゴミ収集ステーションがある機種を確認します。モップを手洗いする手間も省きたい場合は、温水洗浄や温風乾燥を備えたステーションのある種類を選びます。水拭きパッドをその都度手洗いしたり、市販のお掃除シートを使い捨てたりして運用する場合は、洗浄機能のないステーションの機種も選べます。
- 床の片付け状況と障害物 床におもちゃや靴、小物が置かれていることが多い環境では、LiDARマッピングに加えてカメラや3Dセンサー、AI認識による障害物回避機能を備えた機種を確認します。
今のロボット掃除機を直すか買い替えるか
ルンバの500〜800シリーズは、純正の電池を公式ストアで売っています。また、アイロボットジャパンの「修理サービス対応終了機種」の一覧に500〜800シリーズの一部の機種が型番で載っており、シリーズ全部ではありませんが修理の受付が終わった機種があります。
アイロボットの公式案内では、純正品ではないものを装着して使用した場合は、製品本来の性能や安全性が保証できず、故障してもメーカーの対象外になると案内されています。
純正の電池を公式で売っているか、修理の受付が終わったかはルンバの系統や機種ごとに違うため、自分の機種は早見表で確かめられます。
よくある質問
エコバックスとルンバ、どちらが良いですか?
両メーカーともに、水拭きパッド式から回転モップ、ローラーモップ、自動ゴミ収集やモップ自動洗浄ステーション付きまで幅広い仕様の機種を展開しています。たとえばアイロボットの「Roomba Plus 515 Combo」は75℃温水洗浄や高さ84mmの薄型設計を持ち、エコバックスの「DEEBOT T90 MAX OMNI」や「DEEBOT X12S PRO OMNI」は15mmのモップリフトやローラーモップを採用しています。どちらか一方を選ぶのではなく、ご自宅の敷物の高さや家具下の隙間、求める清掃機能に合わせて仕様を比較して選ぶ形になります。
ロボット掃除機で重視すべき機能は何ですか?
求める手間の削減内容によって見るべき機能が異なります。日々のゴミ捨ての手間を減らしたい場合は自動ゴミ収集機能が役立ち、モップの手洗いを省きたい場合はステーションでの温水洗浄や乾燥機能が必要です。さらに、敷物がある部屋ではモップリフトの高さ寸法、家具下を通過させたい場合は本体の高さ寸法を確認することが大切です。
自分の部屋に必要な機能が決まったら、上のカードで条件を絞り込んで公式ストアの仕様をチェックしてみてね。
必要な機能の条件が定まったら、掲載機種のカードから該当する仕様にチェックを入れて絞り込み、各メーカーの公式ストアで詳細を確認してください。
参考にした公式情報(5件)
- アイロボット Roomba Mini + AutoEmpty
- アイロボットジャパン 修理サービス対応終了機種
- エコバックス DEEBOT T90 MAX OMNI
- アイロボット Roomba Plus 515 Combo + AutoWash
- アイロボット ルンバ 500・600・700・800シリーズ用 バッテリー
