害虫駆除

自力か業者か、いくらかかる?

室内でゴキブリを見かけて自分で退治するか業者を呼ぶか迷ったときは、発生している規模と住まいの契約関係から判断します。市販の毒餌やくん煙剤を使えば費用は抑えられますが、業者に依頼する場合、確かめた2社の公式料金表では50平方メートル以下で27,500円(税込)からという例があります。業者やプラン、部屋の広さによってはもっと安いこともあります。賃貸住宅では建物全体に原因がある場合もあるため、自分で業者を手配する前に管理会社や大家さんへ相談することが最初の分かれ道です。

先に結論
  • 自力と業者の境界 少ないうちは市販の毒餌や清掃で対処し、大量発生や巣の場所が分からない場合は業者への依頼を検討します
  • 費用の基準 確かめた2社の公式料金表では、1回きりの駆除費用は50平方メートル以下で27,500円(税込)からとなっています(もっと安い業者もあり、ダスキンでは繁殖している場合は定期駆除が必要です)
  • 賃貸の確認手順 賃貸物件で発生したときは、自分で業者を呼ぶ前に管理会社や大家さんへ相談して費用の負担区分を確かめます
  • 見積もりの見方 総額の安さだけで選ばず、基本料金や追加費用、保証の有無など内訳の5項目を揃えて比較します

自分でやるか業者に頼むかの判断基準

自分で対処するか専門業者に任せるかを決めるには、市販品で手が届く範囲と、業者でなければ対応が難しい状況を切り分けて確認します。

自分でできる対策と市販品の制約

市販の薬剤を使った自力対策は費用を抑えやすい手段ですが、薬剤の仕組みごとに効果の届く範囲や作業の手間が異なります。

くん煙剤を使う際は、火災報知器にカバーをかけ、食器や食品を覆い、ペットや植物は外に出します。ドアを閉めてもすき間から煙が漏れるため、使用中は人も室外へ出ます。使用後は火災報知器のカバーを必ず外し(アース製薬)、十分に換気します。犬や猫などの哺乳類は、換気を1時間位行ってから室内へ戻します。

注意
水槽の魚は薬剤の影響を強く受けるため、くん煙剤を使う部屋には置けず、動かせない水槽がある場合は隣の部屋であってもくん煙剤は使えません。水槽と魚を家の外に出し、外に出した場合でも3日間は施工した部屋に戻さないようバルサンが案内しています。

専門業者を検討する状況

市販品を一通り試しても状況が変わらない場合や、室内以外に原因がある場合は、業者への依頼を検討する目安となります。

プロの駆除では、ベイト剤やトラップの設置、効果の確認まで対応してもらえます。

賃貸や一人暮らしで出たときの確認手順

アパートやマンションなどの賃貸住宅でゴキブリが出た場合、共用部や隣室、排水設備など建物全体が原因となっているケースがあります。

自分で呼ぶ前に管理会社へ連絡する理由

賃貸物件でゴキブリを見かけた際、入居者が独断で駆除業者を手配してしまうと、後から費用の請求先を巡ってトラブルになることがあります。

駆除の費用を誰が支払うかは、賃貸借契約書の条項や発生原因の所在によって決まります。費用を誰が持つかは契約や原因によって変わるため、業者を手配する前に管理会社へ連絡し、状況の報告と費用の扱いを確認するのが先決です。

ヒント
賃貸住宅では、管理会社へ事前に相談することで、建物全体の定期点検や一斉駆除のスケジュールに合わせて対応してもらえる場合があります。

業者の料金体系と失敗しない見積もりの見方

駆除業者に支払う費用は、1回だけの施工か定期契約か、そして建物の広さによって変わります。

スポット駆除(1回きり)の金額

害虫駆除会社の公式料金表によると、1回きりの駆除は50平方メートル以下で27,500円(税込)からという料金設定があります。これは確かめた2社の例で、もっと安い業者もあります。なおダスキンの案内では、繁殖が始まっている場合は1回ごとのサービスでは対応できず、定期駆除が必要とされています。

ダスキンの場合は広さの区分ごとに料金が決められており、50平方メートル以下で27,500円から、70平方メートル以下で35,200円から、100平方メートル以下で44,000円からとなっています。サンキョークリーンサービスでは50平方メートル以内が27,500円からで、それを超えた分は1平方メートルごとに220円が加算される仕組みです。

定期契約の費用

長期間にわたって侵入や再発を防ぎたい場合は、定期契約のプランも用意されています。ダスキンの定期駆除は初回が16,500円(税込)から、2回目以降は定期金額5,500円からで、初年度の年間総額は82,500円からとなります。サンキョークリーンサービスの年間契約は、基本料金が22,000円から(年4〜6回)ですが、1回分なのか年額なのかは料金表に書かれていません。

あわBASEのまとめ

2社の料金表を、同じ広さで並べる

広さダスキン 1回ごとサンキョー 1回の重点防除
50平方メートル以下27,500円〜27,500円〜
70平方メートル以下35,200円〜31,900円〜(超えた20平方メートル分を加えた計算)
100平方メートル以下44,000円〜38,500円〜(超えた50平方メートル分を加えた計算)
料金の決め方広さの区分ごとの料金50平方メートルまでの基本料金と、超えた1平方メートルごとに220円
年間の契約定期駆除は初年度82,500円〜年間契約の基本料金22,000円〜(年4〜6回、1回分か年額かは料金表に書かれていない)

2社とも、50平方メートル以下なら1回27,500円からで並びます。差が出るのは広い家で、区分で上がる料金と、1平方メートルごとに足す料金の違いです。サンキョーの70・100平方メートルの欄は、料金表の基本料金に超えた分を足した計算で、実際の金額は見積もりで確かめてください。どちらも「〜から」なので、見積もりでは下の内訳の5つがそろっているかを見ます。

1回きりか定期契約かは、部屋の広さや予防まで続けたいかで選ぶ道が変わるよ。内訳を見てじっくり比べようね。

見積もりで確かめる5つの内訳

同じ間取りであっても、業者によって見積もり額に開きが出ることがあります。総額の数字だけを見るのではなく、次の内訳の5項目が明記されているかを確認して比較します。

確かめた2社の公式料金表には、再施工や保証の具体的な条件は記載されていません。見積もりを取る際は、総額だけでなく保証の有無や追加費用の条件を業者に直接確認することが大切です。

よくある質問

自分でやる場合と業者に頼む場合の違いは何ですか?

市販品を使った自力対策は費用が安く済みますが、くん煙剤は卵に効かないなど薬剤の制約があり、巣の場所が特定できない状態では対処しきれないことがあります。業者はベイト剤やトラップの設置、効果の確認などを行いますが、費用は確かめた2社の公式料金表では1回きりで50平方メートル以下27,500円(税込)からの例があります(もっと安い業者もあります)。なお、ダスキンではすでに繁殖している場合は1回ごとではなく定期駆除が必要になります。発生規模や巣の特定状況に合わせて選びます。

業者によって見積もり金額が違うのはなぜですか?

料金の算定基準や作業内容の組み立てが業者ごとに異なるためです。面積の区分ごとに料金が上がる設定と、一定の広さを超えた分を1平方メートル単位で加算する設定があり、駐車料金や土日夜間の追加費用が別計算になる場合もあります。総額だけを比較するのではなく、基本料金・広さ加算・作業内容・追加費用・保証の5項目を並べて確認してください。

くん煙剤を1回使えば家中のゴキブリを全滅できますか?

くん煙剤は隠れている個体を行き渡った煙で退治できますが、硬い殻に守られた卵には薬剤が効きません。そのため、卵がかえる時期を見計らって約2週間から3週間後にもう一度使用する必要があります。また水槽の魚は3日間部屋に戻せないなどの制約があるため、毒餌や清掃と組み合わせて対処します。

市販品で粘るか業者に見せるかは、被害の広がりと見積もりの内訳で判断できるよ。賃貸ならまず管理会社への連絡から始めよう!
まとめ
  • 業者に1回きりで頼む費用は、確かめた2社の公式料金表では50平方メートル以下で27,500円(税込)から(もっと安い業者もあり、ダスキンでは繁殖している場合は定期駆除が必要)
  • 賃貸住宅で発生した場合は、自分で業者を手配する前に管理会社や大家さんへ相談して費用負担を確認する
  • 少ないうちは市販の毒餌や清掃で対処し、大量発生や巣が分からないときは業者を検討する
  • 見積もりは総額だけでなく基本料金・広さ加算・作業内容・追加費用・保証の5項目で比較する
参考にした公式情報(5件)
  1. ダスキン お家のゴキさん撃退サービス(1回ごと)
  2. ダスキン ゴキブリ対策サービス一覧(ターミニックス)
  3. サンキョークリーンサービス 害虫駆除 料金表
  4. アース製薬 ゴキブリの駆除・対策(アース害虫駆除なんでも事典)
  5. レック(バルサン) よくあるご質問