流れない排水溝、自分でどこまで直せる?
水を流すとシンクにたまる、お風呂の足元がなかなか引かない——排水溝のつまりは、放っておくとどんどん流れが悪くなります。でも実は軽いつまりなら家にあるもので直せることが多いんです。このページでは、場所ごとの原因と、自分でできる解消法を手順つきでまとめました。
- つまりの原因は場所で違う。キッチン=油・食べカス、お風呂・洗面=髪の毛・石けんカス・ぬめり
- 軽度なら重曹+クエン酸やパイプクリーナーで溶かして解消
- 物理的に詰まっているならラバーカップやワイヤー、奥の配管はプロへ
まず原因を見極める
同じ「流れない」でも、場所によって詰まっている中身が違います。原因が分かれば、効く道具も自然と決まります。
| 場所 | 主なつまりの原因 |
|---|---|
| キッチン | 油の固まり・食べカス・洗剤カス |
| お風呂 | 髪の毛・石けんカス・皮脂のぬめり |
| 洗面台 | 髪の毛・歯みがき粉・ぬめり |
| 洗濯機 | 糸くず・ホコリ・洗剤の溶け残り |
キッチンは油がパイプの内側にこびりついて固まるのが大きな原因。お風呂や洗面は髪の毛にぬめりや石けんカスがからんで栓のようになるのが定番です。
つまりの解消方法
軽いものから順に試すのがコツ。いきなり強い道具を使わなくても、油やぬめりは溶かして流せます。
重曹+クエン酸(またはお酢)で溶かす
ぬめりや軽い油汚れ、ニオイに効く、家庭にやさしい方法です。
- 排水溝のフタとゴミ受けを外し、髪やゴミを取り除く
- 重曹を排水口にたっぷり振りかける(カップ1/2ほど)
- その上からクエン酸(なければお酢)と、40〜50℃のお湯を注ぐ
- シュワシュワと泡が出るので、そのまま30分ほど置く
- 最後にお湯でしっかり洗い流す
液体パイプクリーナーで溶かす
パイプユニッシュなどの市販クリーナーは、髪の毛やぬめりを化学的に溶かしてくれます。重曹で落ちない、髪が原因のつまりに有効です。
規定量を排水口に注ぎ、商品ごとに決められた時間(数分〜30分程度)放置してから、たっぷりの水で流します。放置しすぎると逆に固まることがあるので、時間は必ず守りましょう。
ラバーカップ(スッポン)で押し流す
食べカスや固形物など、溶かせない物理的なつまりにはラバーカップ。排水口がしっかり水に浸かるまで水をため、ゴム部分を密着させて、押す・引くを繰り返します。「引く」ときに勢いよく引くと、つまりが手前に動いて流れやすくなります。
ワイヤーブラシで奥のつまりをかき出す
ラバーカップでも動かないときは、ワイヤーブラシ(排水管用)を奥まで差し込み、回しながら固形物やヘドロをかき出します。手応えのある所まで届けば、つまりの正体を直接取り除けます。
つまりを防ぐ予防のコツ
つまりは、原因を流さないだけでかなり防げます。
- 排水口にヘアキャッチャーや排水ネットを必ずセットする
- キッチンでは油を直接流さない(拭き取ってから洗う)
- 週1回ほど、重曹を振って熱めのお湯で流しておく
- ゴミ受けのぬめりはこまめに洗い、髪やカスはためない
重曹とクエン酸の使い分けは重曹・クエン酸・セスキの使い分けでくわしく解説しています。
自分で直らないときは
・水がまったく流れない、ほとんど引かない ・流した水が逆流してくる ・掃除しても悪臭が続く ・直してもすぐにまた詰まる
こうした奥のつまりや繰り返す不具合は、家庭の掃除だけでは届かない部分が原因のことがほとんど。プロなら高圧洗浄や専用機材で、根本から流れを取り戻してくれます。
よくある質問
- つまりの原因は場所で違う。キッチンは油、お風呂・洗面は髪とぬめり
- ぬめり・ニオイは重曹+クエン酸、髪はパイプクリーナーで溶かす
- 固形物のつまりはラバーカップやワイヤーで物理的に除去
- 流れない・逆流・悪臭・繰り返すなら配管の奥が原因。プロに相談を
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