掃除全般
換気口、掃除したことありますか?
壁や天井にある小さな穴は、換気扇のフィルターを掃除する人でも意識しないことが多い場所です。2003年の建築基準法改正以降、新築住宅には24時間換気システムの設置が義務付けられていて、この小さな穴(給気口・排気口)は常に動いている設備です。清掃の現場でも、換気扇は掃除の対象に入っていても、換気口は後回しにされやすい場所として挙がります。
なぜ見落とされやすいのか
換気扇は動く音がしますが、換気口は音も動きもなく、存在自体を意識しにくい設備です。多くの換気口にはホコリを防ぐフィルターやカバーが付いていますが、これが目づまりしていても外から見ただけでは気づけません。フィルターが詰まると、家全体の空気の入れ替えが弱くなっていきます。
部屋によって汚れ方が違う
換気口の汚れ方は、部屋の用途で傾向が変わります。
| 場所 | 汚れの傾向 | 優先度 |
|---|---|---|
| キッチン | 油煙とホコリが混ざって固着しやすい | 高い(2〜3か月に1回が目安) |
| 浴室・トイレ | 湿気でカビが生えやすい | 高い(2〜3か月に1回が目安) |
| 寝室・リビング | ハウスダストが緩やかに溜まる程度 | 低い(半年に1回程度でも大きな問題になりにくい) |
キッチンと水まわりは汚れの進みが早く、寝室やリビングは比較的ゆるやかです。まずはキッチンと浴室・トイレから手を付けると効率がいいです。
掃除の手順
- カバーを外す(多くはツメで固定されており、引き出すように外せる)
- 外したカバーは水洗いするか、掃除機でホコリを吸い取る
- フィルター付きの機種は、フィルターを洗浄するか交換する
- カバーが完全に乾いてから元の位置に戻す
古いマンションの場合、カバーの外し方が独特なことがあります。無理に引っ張らず、外れる方向を確認してから作業してください。
ふさがない
注意
換気口を家具でふさいだり、フィルターを外したまま塞いだ状態が続いたりすると、家全体の換気のバランスが崩れます。室内の二酸化炭素濃度や化学物質の濃度が上がりやすくなるため、掃除のとき以外はふさがないようにしてください。
家じゅうの換気口・換気扇をまとめて点検してほしい場合は、ハウスクリーニング業者に相談すると、キッチンの換気扇やレンジフードとあわせて対応してもらえることがあります。
よくある質問
Q換気口はどのくらいの頻度で掃除すればいいですか?
A
キッチンや浴室・トイレは油煙や湿気で汚れが進みやすいので2〜3か月に1回、寝室やリビングは半年に1回程度で十分です。
Q換気口のカバーが外れない場合はどうすればいいですか?
A
多くはツメで固定されていて引き出すように外れますが、機種によって外し方が違います。無理に引っ張ると破損するので、外れる方向がわからない場合は表面を拭くだけにとどめてください。
Q換気口をふさぐとどうなりますか?
A
家全体の換気のバランスが崩れ、室内の二酸化炭素濃度や化学物質の濃度が上がりやすくなります。掃除のとき以外はふさがないようにしてください。
この記事のまとめ
- 換気口は24時間換気システムの一部。音も動きもないので見落とされやすい
- キッチン・浴室・トイレは汚れが進みやすく、2〜3か月に1回が目安
- カバーを外して水洗いか掃除機、フィルターは洗浄か交換
- 掃除のとき以外は家具などでふさがない
注意