掃除全般

扇風機、掃除しなくても平気?

扇風機は今日もふつうに動いている。だから汚れていない、というのはよくある思い込みです。動いていることと汚れていないことは、別の話です。

動いているのに、なぜホコリが溜まるのか

扇風機の羽根は、空気を動かす摩擦で静電気を帯びやすくなっています。帯電した羽根は空気中のホコリを吸い寄せ、裏側やガードの網目に少しずつ層を作っていきます。表側からは見えにくいので、動いている限り気づきにくいのが厄介なところです。

先に結論
  • 羽根の裏側とガードの網目は見えないだけでホコリが溜まっている
  • 汚れは乾いたホコリ・ベタつき・黒い斑点の3種類。症状で対処が違う
  • 濡れたまま組み立てるとカビの原因に。完全に乾かしてから戻すのが鉄則

掃除しないとどうなるか

羽根に付いたホコリは、風が当たるたびに細かく舞って部屋中に拡散します。ハウスダストが増えれば、くしゃみや肌のかゆみといった症状につながることもあります。

加えて、ホコリの層が厚くなるとモーターの放熱を妨げ、異音がしたり回転が重くなったりすることがあります。「動いているから平気」ではなく、「動いているうちに汚れが拡散している」というのが実際のところです。

症状で選ぶ、掃除の仕方

汚れ方は大きく3種類に分かれます。自分の扇風機がどれに近いかで、対処の強さを選んでください。

乾いたホコリ(ふわっと付いている)

ベタつき(油煙が混ざっている)

キッチンの近くで使っていると、油煙とホコリが混ざってべたついた汚れになります。乾いたままでは落ちにくいので、水拭きが必要です。

黒い斑点(カビ)

湿気の多い場所で使ったり、濡れたまま収納したりすると、黒い斑点が出ることがあります。

注意
黒い斑点はカビの可能性があります。中性洗剤で拭いても取れない場合は、無理にこすらず、頑固な汚れとして次の章の手順で対応するか、業者への相談も検討してください。

掃除の基本手順

ガードのツメは思ったより硬いことが多いよ!無理に引っ張らず、取扱説明書で外し方を確認してから作業すると安心だよ!

よくある失敗

羽根やガードを完全に乾かさないまま本体に戻すと、内部に湿気がこもってカビが生える原因になります。急いで組み立てず、乾燥を待つのが結局は近道です。

また、ガードのツメを無理な方向に引っ張って割ってしまうケースもあります。硬いと感じたら、外し方を取扱説明書で確認してから力を入れてください。

よくある質問

Q扇風機はどのくらいの頻度で掃除すればいいですか?
A
シーズン中は月1回程度の表面のホコリ払い、シーズン後の収納前に水洗いを含めたしっかり掃除を、という間隔で十分です。使用頻度が高い部屋ではもう少し短い間隔でも構いません。
Q扇風機の羽根が外れない場合はどうすればいいですか?
A
機種によって外し方が違い、逆回転で外れるものや中央のナットを緩めるものがあります。無理に引っ張ると破損の原因になるため、取扱説明書で確認するか、外れない場合は表面を拭くだけにとどめてください。
Q扇風機の黒い斑点は掃除で取れますか?
A
中性洗剤で拭いて落ちる程度ならケアできますが、カビが内部まで入り込んでいる場合は自分での対処が難しいこともあります。気になる場合はハウスクリーニング業者に相談すると安心です。
この記事のまとめ
  • 羽根の裏側とガードの網目には、見えなくてもホコリが溜まっている
  • 汚れは乾いたホコリ・ベタつき・黒い斑点の3種類。症状で対処を分ける
  • 電源プラグを抜いてからガード・羽根を外し、洗ったら完全に乾かして戻す
  • 濡れたまま組み立てるとカビの原因になる