布製品清掃

上履き・スニーカーの黄ばみ、つけ置きでラクに

子どもの上履きやお気に入りのスニーカー、ゴシゴシこすってもなかなか白くならない。布製の靴は力まかせにこすらなくても、つけ置きで汚れを浮かせられます。このページでは、上履きのメーカー(ムーンスター)と洗剤のメーカー(オキシクリーン)の案内に沿って、靴の洗い方を分量や温度までまとめました。

先に結論
  • 布製のスニーカー・上履きは、40℃程度のお湯に中性洗剤(か靴用洗剤)を入れて1時間ほどつけ置きし、柔らかいブラシで軽く洗うのが基本(ムーンスター)
  • 黄ばみや黒ずみが残るときだけオキシ漬け(お湯4Lにスプーン1杯で20分程度、最長6時間)。ゴム手袋をつける
  • 革の靴と、金属のハトメや飾りがついた靴はオキシ漬けにしない。素材の確認だけは先に

基本の洗い方の手順

布製のスニーカーと上履きは、ほぼ同じやり方で洗えます。順番に見ていきましょう。

① 下準備(汚れを払って分解する)

まず、靴底や表面についた泥・砂を乾いた状態で落とします。次に靴ひもと中敷き(インソール)を外すこと。外したパーツも一緒につけ置きします。

② 中性洗剤でつけ置き(40℃程度で1時間ほど)

バケツや洗面器に40℃程度のぬるま湯を張り、靴用洗剤か中性洗剤を溶かして靴をつけます。ムーンスターの案内では、つけ置きは1時間ほど。洗剤は表示の使用量を守ります。入れすぎると変色の原因になります。

③ ブラシで軽く洗う

つけ置きが終わったら、柔らかいブラシで軽く洗います。つま先など細かいところは、使わなくなった歯ブラシが便利です。力いっぱいこする必要はありません。

④ すすぎ(泡が出なくなるまで)

洗剤が残ると黄ばみの原因になるので、すすぎはしっかりと。洗剤の泡が出てこなくなるまで、水を替えてすすぎます。靴の内側やベロの裏など、すすぎ残しやすい部分は念入りに。

⑤ 乾かし方(陰干しが基本)

すすいだら、靴はしぼらずに水気をきり、風通しのよい日陰に干します。直射日光やドライヤーは変色の原因になるので避けましょう。ムーンスターは、かかとを下にして壁などに立てかけるよう案内しています。

黄ばみや黒ずみが残るときはオキシ漬け

中性洗剤で落ちきらない黄ばみや黒ずみには、酸素系漂白剤のオキシクリーンを使います。金属のハトメや飾りがついた靴には使えません。オキシクリーンは「金属全般」「金属製の付属品」を使えない物に挙げ、金属は変色するおそれがあるとしています。

  1. ゴム手袋をつけます。オキシクリーンの案内は、ゴム手袋と、金属製でない混ぜる棒を用意するとしています
  2. バケツや洗面器に40〜60℃のお湯を4L張り、オキシクリーンを付属スプーン1杯溶かします。上履きなら、ムーンスターの40℃程度に合わせると両方の案内の範囲に収まります。金属製でない棒で、よくかき混ぜて溶かします
  3. 靴を沈めて20分程度つけ置きします。長くても最長6時間まで
  4. ブラシで軽くこすり、泡が出なくなるまでしっかりすすいで、③〜⑤と同じように陰干しします

溶液が金属についたら、すぐに水で洗い流してください(オキシクリーン)。

金属のハトメがついた靴は、オキシ漬けにしないでね。オキシ漬けのときはゴム手袋も忘れずに!

黄ばみを防ぐ・落とすコツ

きれいに洗ったのに乾いたら黄ばんでいた。ムーンスターは、その原因に次の2つを挙げています。

黄ばみの原因対策
洗剤の入れすぎ・すすぎ残し洗剤は表示の量を守り、泡が出なくなるまで水を替えてすすぐ
直射日光やドライヤーで乾かした風通しのよい日陰に干す

すでに黄ばんでしまった靴は、もう一度洗ってしっかりすすぎ、陰干しをやり直してみてください。

あわBASEのまとめ

ムーンスターとオキシクリーン、上履きの洗い方の違い

項目ムーンスター(上履きのメーカー)オキシクリーン(洗剤のメーカー)どちらに従うか
洗剤靴用洗剤か中性洗剤酸素系漂白剤(4Lに付属スプーン1杯)ふだんは中性洗剤。黄ばみや黒ずみが残るときだけオキシクリーン
お湯の温度40℃程度40〜60℃上履きは作り手のムーンスターの40℃程度に合わせる(オキシクリーンの範囲にも入る)
つけ置きの時間1時間ほど20分程度(最長6時間)使う洗剤の側の時間に合わせる
すすぎ泡が出なくなるまでしっかりすすぐ泡が出なくなるまで。洗剤の残りは変色の原因
干し方かかとを下にして陰干し。直射日光とドライヤーは避ける案内なしムーンスターに従う
気をつけること洗剤の入れすぎは変色の原因金属全般には使えない。ゴム手袋と金属製でない混ぜる棒を使う金属のハトメや飾りがある靴は、オキシ漬けにしない

素材別の注意

注意
つけ置きするのは布(綿・ポリエステルなど)製の靴にします。オキシクリーンが使えない物に挙げているのは、革、ウール・シルク、金属全般と金属製の付属品などです。革の靴と、金属のハトメや飾りがついた靴はオキシ漬けにしないでください。靴の洗濯表示や、メーカーの手入れの案内も確かめてから洗います。

このほか、スエードやエナメル、接着部分の多い靴、色落ちしやすい靴は、メーカーの案内には挙がっていませんが、お湯や漂白剤で傷むことがあるので、つけ置きは避けておくと無難です。迷ったら靴のメーカーに確かめてください。つけ置きの基本はオキシ漬けのやり方で詳しく解説しています。

早く乾かす方法

時間がないときや梅雨どきは、乾燥を早める工夫で生乾き臭を防げます。

生乾きのまま放っておくと雑菌が増えてニオイの原因に。中までしっかり乾かしきるのがニオイ防止のコツです。洗剤の使い分けに迷ったら重曹・クエン酸・セスキの使い分けもあわせてどうぞ。

よくある質問

Qスニーカーは何で洗うのが一番きれいになりますか?
A
布製なら、ふだんは40℃程度のお湯に中性洗剤を入れて1時間ほどつけ置きし、柔らかいブラシで軽く洗います。黄ばみや黒ずみが残るときは、オキシクリーンをお湯4Lにスプーン1杯溶かして20分程度つけ置きします。オキシ漬けではゴム手袋をつけ、金属のハトメや飾りがついた靴には使いません。
Qオキシ漬けできない靴はありますか?
A
あります。オキシクリーンは、革、ウール・シルク、金属全般と金属製の付属品などを使えない物に挙げています。革の靴と、金属のハトメや飾りがついた靴はオキシ漬けにしないでください。スエードやエナメル、色落ちしやすい靴も、つけ置きは避けておくと無難です。素材がわからないときは、靴のメーカーに確かめてください。
Q上履きの黄ばみの落とし方は?
A
ムーンスターは、洗剤の入れすぎやすすぎ不足、直射日光やドライヤーでの乾燥を変色の原因に挙げています。まず中性洗剤のつけ置きで洗い、泡が出なくなるまでしっかりすすいで陰干しします。それでも残る黄ばみには、金属の部品がなければオキシ漬けを試せます。すでに黄ばんでいる上履きは、洗いとすすぎをやり直してみてください。
Q洗ったあと早く乾かすには?
A
靴の中にタオルや丸めた新聞紙を詰めて水分を吸わせ、湿ったら取り替えます。扇風機やサーキュレーターの風を靴の中に当てるのも効果的です。ドライヤーは変色の原因になるので使いません。
まとめ
  • 布製の靴は、40℃程度のお湯に中性洗剤で1時間ほどつけ置きし、柔らかいブラシで軽く洗う
  • 黄ばみや黒ずみが残るときはオキシ漬け(お湯4Lにスプーン1杯で20分程度、最長6時間)。ゴム手袋をつけ、金属製でない棒で混ぜる
  • 革の靴と、金属のハトメや飾りがついた靴はオキシ漬けにしない
  • 泡が出なくなるまですすぎ、靴はしぼらずに水気をきって、かかとを下にして陰干し
参考にした公式情報(3件)
  1. ムーンスター 上履きの洗い方(知っておきたい靴のこと)
  2. グラフィコ(オキシクリーン) 上履き汚れの落とし方
  3. グラフィコ(オキシクリーン) オキシ漬け