布製品清掃

上履き・スニーカーの黄ばみ、つけ置きでラクに

子どもの上履きやお気に入りのスニーカー、ゴシゴシこすってもなかなか白くならない——そんな経験はありませんか。布製の靴は力まかせにこすらなくても、つけ置きでスルッと汚れが浮きます。このページでは、オキシ漬けを中心にした靴の洗い方を、分量や温度まで具体的にまとめました。

先に結論
  • 布製のスニーカー・上履きはオキシ漬け(酸素系漂白剤を40〜60℃のお湯でつけ置き)+軽くブラシで、こすらず白くなる
  • 基本の流れは ①汚れと砂を払う ②靴ひも・中敷きを外す ③30分〜数時間つけ置き ④ブラシでこする ⑤すすいで陰干し
  • 革・スエード・接着部分の多い靴はオキシ漬け不可。素材の確認だけは先に

基本の洗い方の手順

布製のスニーカーと上履きは、ほぼ同じやり方で洗えます。順番に見ていきましょう。

① 下準備(汚れを払って分解する)

まず、靴底や表面についた泥・砂を乾いた状態で落とします。固まった土はブラシや古い歯ブラシでかき出しておくと、あとが楽です。次に靴ひもと中敷き(インソール)を外すこと。外したパーツも一緒につけ置きすれば、すき間の汚れまでしっかり落ちます。

② オキシ漬け(お湯4Lに付属スプーン1杯が目安)

バケツや洗面器に40〜60℃のお湯を張り、酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)を溶かします。量はお湯4Lに対して付属スプーン1杯が目安。よくかき混ぜて溶かしてから、靴を沈めます。浮いてくる場合は上から皿などで軽く押さえるとよいです。

つけ置き時間は30分から長くて数時間。汚れがひどいときは2〜3時間置くと、お湯がうっすら濁って汚れが浮いてきます。冷めてくると効果が落ちるので、長く置くなら途中で熱めのお湯を足してください。

子どもの上履きはとくに黄ばみやすいけど、つけ置きしてる間にお湯がだんだん茶色くなって、汚れが出てるのが目に見えるよ。こすり洗いより断然ラク!

③ 部分汚れはブラシ+固形石けんで

つけ置きが終わったら、つま先やかかとの黒ずみなど落ちきっていない部分を軽くブラシでこすります。頑固な黒ずみには固形石けん(ウタマロ石けんなど)を直接すり込んでからブラシでこすると、よく落ちます。力いっぱいこする必要はありません。

④ すすぎ(泡が出なくなるまで)

洗剤が残ると黄ばみの原因になるので、すすぎはしっかりと。押し洗いの要領で水を入れ替え、泡や濁りが出なくなるまで2〜3回くり返します。靴の内側やベロの裏など、すすぎ残しやすい部分は念入りに。

⑤ 乾かし方(陰干しが基本)

すすいだら手で軽く水気をしぼり、風通しのよい日陰に干します。直射日光は黄ばみの原因になるので避けましょう。乾きやすいよう、つま先を下にして立てかけるか、洗濯ネットに入れて吊るすと水が切れやすくなります。

黄ばみを防ぐ・落とすコツ

きれいに洗ったのに乾いたら黄ばんでいた——その原因はたいてい次の2つです。

黄ばみの原因対策
洗剤・石けんのすすぎ残し泡が出なくなるまで水を替えてすすぐ
直射日光に当てて乾かした風通しのよい日陰に干す

すでに黄ばんでしまった靴も、もう一度オキシ漬けをしてしっかりすすぎ・陰干しをやり直せば、薄くなることが多いです。

素材別の注意

注意
つけ置きできるのは布(綿・ポリエステルなど)製の靴に限ります。革・スエード・接着部分の多い靴・色落ちしやすい靴はオキシ漬け不可です。お湯や漂白剤で革が縮んだり、接着剤がはがれたり、色が落ちたりします。レザーは専用クリーナーを使い、判断に迷う素材は目立たない場所で試してから。

光る装飾やプリントのある靴、エナメル素材も傷みやすいので、つけ置きは避けて固くしぼった布でふくくらいにとどめましょう。つけ置きの基本はオキシ漬けのやり方で詳しく解説しています。

早く乾かす方法

時間がないときや梅雨どきは、乾燥を早める工夫で生乾き臭を防げます。

生乾きのまま放っておくと雑菌が増えてニオイの原因に。半日〜1日でしっかり乾かしきるのがニオイ防止のコツです。洗剤の使い分けに迷ったら重曹・クエン酸・セスキの使い分けもあわせてどうぞ。

よくある質問

Qスニーカーは何で洗うのが一番きれいになりますか?
A
布製なら酸素系漂白剤でのオキシ漬けが手軽で、こすらずに黄ばみや黒ずみが落ちます。40〜60℃のお湯に溶かして30分〜数時間つけ置きし、落ちきらない部分だけブラシや固形石けんで軽くこすればOKです。力まかせにゴシゴシするより、つけ置きで汚れを浮かせるほうがきれいに仕上がります。
Qオキシ漬けできない靴はありますか?
A
あります。革・スエード・エナメル、接着剤を多く使った靴、色落ちしやすい靴はお湯や漂白剤で傷むため、つけ置きは避けてください。レザーは専用クリーナー、それ以外も固くしぼった布でふく程度にとどめるのが安全です。素材がわからないときは、目立たない場所で試してから判断しましょう。
Q上履きの黄ばみの落とし方は?
A
黄ばみの主な原因はすすぎ残しと直射日光です。まずオキシ漬けで全体の汚れを浮かせ、泡が出なくなるまでしっかりすすぎます。そのうえで直射日光を避けて陰干しすれば、黄ばみがぶり返しにくくなります。すでに黄ばんでいる上履きも、つけ置きとすすぎをやり直すと薄くなることが多いです。
Q洗ったあと早く乾かすには?
A
靴の中に丸めた新聞紙を詰めて水分を吸わせ、1〜2時間で取り替えると効率よく乾きます。扇風機やサーキュレーターの風を靴の中に当てるのも効果的です。風通しのよい場所で半日〜1日かけてしっかり乾かしきると、生乾き臭も防げます。
この記事のまとめ
  • 布製の靴はオキシ漬け(40〜60℃のお湯+酸素系漂白剤)で、こすらず白くなる
  • 黄ばみ防止はしっかりすすぎ+陰干しが鉄則
  • 革・スエード・接着部分の多い靴はオキシ漬け不可。素材を先に確認
  • 新聞紙と風で早く乾かせば生乾き臭も防げる