掃除全般

オキシ漬け、つけるだけでどこまで落ちる?

テレビやSNSで話題の「オキシ漬け」。つけ置きするだけで黄ばみやニオイが落ちると聞いて試したものの、思ったほど汚れが落ちなかった——そんな声をよく聞きます。原因のほとんどは「お湯の温度」と「つけ置き時間」のズレです。このページでは、失敗しない手順と、オキシ漬けが使える場所・使ってはいけない場所を先に整理しておきます。

先に結論
  • オキシ漬け=酸素系漂白剤を溶かしたお湯に「つけ置き」して、汚れ・黄ばみ・ニオイを分解する方法
  • 40〜60℃のお湯が必須。水だと泡が出ず、効果が一気に落ちる
  • つけ置きは20分〜長くても6時間まで。放置しすぎると生地や素材を傷める

オキシ漬けの基本手順

やることはシンプルですが、温度と分量を外すと結果が変わります。

  1. 40〜60℃のお湯を用意する。給湯器の設定温度を上げるか、熱湯を足して調整します
  2. 付属スプーンを基準にオキシクリーンを溶かす。お湯4Lに付属スプーン1杯が目安です。粉が残らないよう、しっかりかき混ぜて溶かしきります
  3. 汚れた物を沈めて20分〜数時間つけ置きする。全体がお湯に浸るようにします
  4. 取り出してよくすすぎ、しっかり乾かす

溶かすときと取り出すときは、手荒れを防ぐためにゴム手袋をつけてください。

お湯がぬるいと、粉が溶けきらず底に残っちゃう。溶かした瞬間にシュワッと細かい泡が出てくるくらいが、効いてるサインだよ!

オキシ漬けが得意な場所

「酸素系漂白剤」は、皮脂や食べこぼし、黄ばみといった汚れに強いのが特徴。次のようなものに向いています。

場所・物落とせる汚れ
衣類・タオル黄ばみ、食べこぼし、汗ジミ、生乾き臭
風呂の小物(椅子・洗面器・おもちゃ)皮脂汚れ、ぬめり、黒ずみ
キッチン(五徳・換気扇部品・食器)油汚れ、こびりつき
上履き泥汚れ、黄ばみ
水筒茶渋、ニオイ

浸け置きできる大きさの物なら、まとめて1つの容器やシンクに沈めてしまうとラクです。

使えない・注意が必要なもの

万能に見えますが、素材によっては変色や劣化を起こします。次のものは避けてください。

注意

オキシ漬けを避けるもの

  • 畳・木製品(変色・反りの原因に)
  • 金属類、特にアルミは黒く変色します
  • 大理石などの天然石
  • 防水でない電化製品
  • ウール・シルク・革製品
  • そもそも水洗いできない物

色落ちが心配な衣類は、いきなり全体を漬けず、目立たない部分で試してから判断すると安心です。

よくある失敗とコツ

つまずきやすいポイントは、だいたいこの3つに集約されます。

フタつきの容器を使うなら、ピッチリ閉めずにふんわり被せるくらいでOK。中で酸素がどんどん出てるから、逃げ道を残しておこうね。

なお、オキシ漬けが効くのは皮脂や黄ばみといった「酸性寄りの汚れ」が中心です。水垢やこびりついた焦げなど、汚れの性質ごとの使い分けは重曹・クエン酸・セスキの使い分けもあわせて読むと、洗剤選びで迷わなくなります。

よくある質問

Qオキシ漬けのお湯の温度は何度がいいですか?
A
40〜60℃が目安です。酸素系漂白剤はお湯の温度が高いほど反応が活発になり、汚れを分解する力が出ます。水や30℃台のぬるま湯だと泡がほとんど出ず、粉も溶け残って効果が大きく下がります。給湯器の温度を上げるか、熱湯を足して調整してください。
Qつけ置き時間はどれくらいがいいですか?
A
20分ほどで軽い汚れは落ち始めます。頑固な黄ばみやニオイは数時間つけると効果的ですが、長くても6時間程度を上限にしてください。それ以上放置しても汚れ落ちはほとんど変わらず、かえって生地や素材を傷める原因になります。
Qオキシ漬けできないものは何ですか?
A
畳・木製品、金属(特にアルミは黒く変色します)、大理石などの天然石、防水でない電化製品、ウール・シルク・革製品、そして水洗いできない物は避けてください。色落ちが心配な衣類は、目立たない部分で先に試してから漬けると安心です。
Qオキシクリーンは洗濯機で使えますか?
A
使えます。いつもの洗濯洗剤と一緒に投入する、または洗濯槽にお湯と溶かしてつけ置きしてから洗う、といった使い方ができます。ただし洗濯機の素材や機種によっては推奨されない場合もあるので、取扱説明書で酸素系漂白剤が使えるか確認しておくと安心です。
この記事のまとめ
  • オキシ漬けは40〜60℃のお湯が必須。水だと効果が落ちる
  • お湯4Lに付属スプーン1杯を溶かし、20分〜最長6時間で取り出す
  • 得意なのは黄ばみ・皮脂・食べこぼし・ニオイ。衣類や風呂小物、上履きなどに
  • 畳・木・アルミ・大理石・革などは変色や劣化のため使わない