魚焼きグリルのベタつきとニオイ、つけ置きでラクに
魚を焼いたあとの受け皿、こびりついた焦げとベタベタの油でゲンナリ……。ゴシゴシこすってもなかなか落ちないのは、力の入れ方が足りないからではありません。汚れの正体に合った洗剤を使えていないだけ。コツさえつかめば、こすらずに浮かせて落とせます。
- グリルの汚れは魚の脂・タンパク質=酸性。だからアルカリ性の重曹・セスキで中和して落とす
- 受け皿と焼き網は外してお湯+重曹でつけ置き、庫内は重曹水を吹いて拭く
- 使うたびに受け皿へ水+重曹や片栗粉を張っておくと、後片付けがグッとラクになる
受け皿・網のつけ置き手順
ここが一番のヤマ場。外してお湯に放り込んでおくだけで、汚れの大半が勝手に浮いてくれます。
① 受け皿と焼き網を外す
冷めてから受け皿と焼き網を取り出します。ザルやシンクの上で、大きなカスや骨は先に捨てておくと、つけ置きの水が汚れにくくなります。
② お湯+重曹でつけ置きする
シンクや大きめのバケツに40〜50℃のお湯をため、お湯1Lあたり重曹を大さじ2〜3溶かします。そこへ受け皿と網を沈め、20〜30分つけ置き。重曹は50℃前後で一番よく働くので、ぬるすぎるお湯だと効きが落ちます。
③ スポンジ・古歯ブラシでこする
時間が経つと汚れがふやけて浮いてきます。スポンジでなで洗いし、網の目や受け皿のフチなど細かい部分は使い古しの歯ブラシでかき出すとラク。
④ すすいで乾かす
重曹が残ると白い跡になるので、しっかりすすぎます。最後は完全に乾かしてから戻すのが鉄則です(濡れたまま戻すとサビやニオイのもとに)。
庫内の掃除
受け皿の下や奥の壁にも、はねた油がこびりついています。ここは外せないので、その場で拭き取ります。
水100mlに重曹小さじ1を溶かした重曹水をスプレーし、数分置いてからキッチンペーパーで拭き取ります。手の届きにくい奥や角は、割り箸の先に布を巻きつけて差し込むと届きます。仕上げに固く絞った布で重曹を拭き取り、乾拭きして水気を残さないようにします。
ニオイ・予防
重曹は油落としだけでなく消臭にも効くので、つけ置きと拭き掃除をすればニオイもかなり和らぎます。それでも残る場合は、使ったあと早めに洗うのが一番の対策です。
そして毎回ラクをするなら予防がカギ。
- 焼く前に受け皿へ水を張り、重曹か片栗粉を少量溶かしておく。落ちた脂が固まらず、片栗粉なら冷めるとゼリー状に固まってペロッと捨てられます
- 市販のグリルストーン(グリル用敷石)を敷くと、脂を吸ってこびりつきを防げます
注意
- 掃除は必ず本体が冷めてから。熱いうちに水をかけると変形やヤケドの危険があります
- アルミや銅の部品に重曹を長く使うと黒ずむことがあります。素材が不安なときは目立たない場所で試してから
- バーナーや点火部分(電極)に水を入れないこと。火がつかなくなる原因になります
- 洗ったパーツは完全に乾かしてから戻す。濡れたまま戻すとサビ・ニオイ・故障のもとです
つけ置きの基本を押さえたい人はオキシ漬けのやり方も参考になります。コンロまわりをまとめてキレイにしたいならガスコンロ・五徳の掃除もどうぞ。
よくある質問
- グリルの汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹・セスキで中和して落とす
- 受け皿と網は外して、40〜50℃のお湯+重曹で20〜30分つけ置き
- 庫内は重曹水を吹いて拭き取り、奥は割り箸+布で。重曹は消臭にも効く
- 焼く前に受け皿へ水+重曹や片栗粉を張ると汚れにくい。必ず冷めてから、乾かしてから戻す
注意